投資商品と対象
NISAでは、預金や国債、社債は対象となりますか?
四コママンガ

けんじさん、私、リスクは低めがいいので、NISAで預金や国債を買おうと思うんですけど...

残念だけど、NISAでは預金や国債、社債は対象外なんだ
えっ!そうなんですか?どうしてですか?

NISAは株式投資を促進するための制度だからね。株式や株式投資信託など、ある程度リスクのある商品が対象なんだ
でも私、リスクは避けたいんです...

大丈夫、つみたて投資枠なら比較的リスクの低い投資信託もあるよ。長期で考えれば、預金よりリターンが期待できるしね
なるほど...少しずつ慣れていきます!
詳しい解説
NISAは個人の資産形成を支援するための税制優遇制度ですが、すべての金融商品が対象となるわけではありません。特に、リスクの低い商品として人気の預金や国債、社債は対象外となっています。
【NISAで対象外となる主な商品】 ・預金:普通預金、定期預金、外貨預金など ・国債:個人向け国債、利付国債など ・社債:企業が発行する債券 ・その他:FX(外国為替証拠金取引)、暗号資産、金・プラチナなどの貴金属
【なぜ預金や国債が対象外なのか?】 NISAが預金や国債を対象外としている理由は、制度の目的が「貯蓄から投資へ」の流れを促進し、個人の資産形成を支援することにあるためです。預金や国債は既に元本保証や税制優遇があるため、NISAの対象とする必要性が低いとされています。
【リスクを抑えたい場合の選択肢】 ・つみたて投資枠の活用:金融庁が定めた基準をクリアした投資信託が対象 ・バランス型投資信託:株式と債券を組み合わせた商品 ・インデックス投資信託:市場全体に投資するため、リスクが分散される ・少額からの積立投資:ドルコスト平均法でリスクを軽減